BTC/USD
2日間の短い調整の後、ビットコイン(BTC)は上昇を再開した。その目標は10,360.89ドルだ。9,500ドルがレジスタンスとなるが、それを超えることができると予想している。20日間EMAは上を向いており、相対力指数(RSI)は買われ過ぎのゾーンの近くにある。これは強気派が主導権を握っていることを示唆するものだ。

(出典: Tradingview BTC/USDデイリーチャート)
調整局面となれば、20日間EMAがサポートとなるだろう。したがって、20日間EMAへの反落は、ポジションを追加したり、新しいポジションを取りたいというトレーダーにとって、買いの機会となるだろう。
ビットコインが直上のレジスタンスから反落し、7,856.76ドルを下抜けることになれば、強気の見方は無効となる。トレーダーはロングポジションのストップロスを7,600ドルで維持しておこう。
ETH/USD
イーサ(ETH)は16日に157.50ドルのサポートから反発した。これはポジティブなサインだ。強気派がより深い調整局面を待つことなく、買いを入れていることを示している。ETHは173.841ドルのレジスタンスに達しそうだ。ここを上抜けることができれば、197.75ドルへの上昇も可能だろう。

(出典: Tradingview ETH/USDデイリーチャート)
弱気派が197.75ドルで激しく抵抗すると予想される。したがって、トレーダーは190ドル近くでロングポジションを部分的に利確することもできる。
ETHが現在のレベルから下落に転じ、157.60~151.829ドルのサポートゾーンを下抜けてしまえば、強気の見方は無効となる。今のところ、トレーダーはロングポジションのストップを150ドルで維持しておこう。ETHが173.841ドルを上抜けた後ならば、ストップロスを引き上げることもできる。
XRP/USD
XRPは1月16日にヘッド&ショルダーパターンのネックラインまで反落したが、強気派はこのサポートラインを守った。これはポジティブなサインだ。XRPが0.2454ドルを上抜けることができれば、0.31503ドルへと上昇する可能性も出てくる。

(出典: Tradingview XRP/USDデイリーチャート)
前回の分析で提案したロングポジションを開始したトレーダーは、ストップロスを0.1995ドルで維持しておこう。
弱気派が0.2454ドルの直上のレジスタンスを死守し、ヘッド&ショルダーパターンのネックライン以下までXRPを下落させた場合、強気の見方は否定されてしまう。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン